PR

ゲーミングキーボードのチェックポイントを徹底解説!大事なのは「軸」と「サイズ」!

ゲーム

佐田(@satalog787)です。

家電量販店でも取り扱いが始まっているほど、ゲーミンググッズは一般家庭に浸透してきている。PCゲームとは無縁だったユーザー層が続々と流入してきている昨今。そんな新規参入者からよく質問されることでダントツに多いものが

 

「キーボードってどれを選べばいいの?」

 

だった。PCゲームで遊ぶ場合、パッドと呼ばれるコントローラー型のデバイスよりも、キーボードとマウスで操作するほうが有利。中でもキーボードは、PCゲーマーにとって一番重要なモノ。プレイヤーにとって手足となるものだ。そりゃあイイ物を選びたいだろう。

一般的にゲーミングキーボードは高い。通常のキーボードと比較すると2~3倍くらい値段が高くなっている。この理由なども含めて解説していこう。

 

・キーボードのサイズはどれを選ぶ?人気の65%キーボードの魅力!
・ゲーミングキーボードはなぜ高い?それは「メカニカル」がカギ!
・ゲーミングキーボードの「軸」って何?
・接続は有線?無線でもいいの?

そんな疑問や謎に迫って解説していく。

ゲーミングキーボードはサイズ感が重要

ゲーミングキーボードと言っても、基本の形は普通のキーボードと一緒。

大きく分けて3種類

キーボードの形状はそこまで多くなく、「フルサイズキーボード」「ミニサイズキーボード」「65%サイズキーボード」といった具合に分かれている。(メーカーによって呼称は違う。〇〇%という数値も差異があるが、ここでは割愛する。)

フルサイズキーボードは、電卓状に数字キーが10個並んだ「テンキー」がついている形状で、表計算など、数の入力作業が多いPCユーザーには必須のアイテム。そのような作業を行わない、ゲーム用途などで利用する場合には、テンキーは不要だろう。テンキーを排除したミニサイズキーボードや65%サイズキーボードにしたほうが、ゲームプレイにおける操作性は上がるため、完全なゲーム用途であればフルサイズキーボードは不要だろう。

ミニサイズキーボードは、フルサイズキーボードからテンキー部分を削除した形状。10インチサイズのPCなどに多く採用されている。単純にサイズが小さくなっているので、省スペース。手の可動域が少なくて済むため、フルサイズキーボードよりも操作性が高いといわれている。

65%キーボードは、さらにキーの数を減らし、配列も少し変えているキーボード。従来のキーボードよりもキーが敷き詰まっている印象。そのため、通常のキーボードを使い慣れている方は少々癖の強いキーボードという印象を持つはず。しかしその分操作性の向上は極限まで高められている。

人気のモデルはミニサイズか65%キーボード

ゲーム用途で考えると、やはりサイズを抑えたミニサイズキーボードや65%サイズキーボードに優位性を感じる。実際にゲーム用途でPCを使っているユーザーもこのサイズを選択する方が多く。定番のサイズといった位置づけになっている。

65%サイズキーボードは近年販売シェアをグングン伸ばしているが、先述の通りキー配列に少々癖があるので、ゲーム用途以外にもPCを使う場合はご注意を。

軸の種類

一般的なキーボードでは気にされることもなかったパーツ。キースイッチ。このパーツを軸と呼び、それぞれのキースイッチに違いがある。

各メーカーから発売されているが、基本的にはそれぞれの色によって打感が分けられている。

そして、この軸が組み込まれているキーボードを一般的に、メカニカルキーボードと呼ぶ。もちろん、メカニカルキーボード以外でもゲーミングと称するものはあるが、圧倒的にメカニカルキーボードが多くを占めている。

ゲーミングキーボード≒ゲーミングキーボード とくくっても、まぁ…差支えは無いだろう。

青軸

キーボードをクリックするときに独特な打感がある。カチカチ音がして、リズミカルな入力ができるのが青軸。すべての軸の中でも、クリック感が大きく感じられる部類。押下圧も高く、キーのクリックも重くなっている。
入力している感じが欲しいプロゲーマーなどの間でよく使われている。

赤軸

多くの軸の中で、キーが軽い部類に位置する。定番の赤、青、茶軸の中では最もキーが軽い。
ソフトタッチで入力できるので、静音性の高さと長時間タイピングでも疲れない使用感。
音が抑えめなため、タイピングしながらマイクをよく使う人にもおすすめできる。

茶軸

青軸と赤軸のちょうど中間に位置するタイプ。適度なクリック感とキーの重みがあり、いいとこどり。赤軸、青軸の特徴に強いこだわりがなければ、最初のキーボードはこれでいいかも。初心者にも好まれるタイプ。

銀軸

銀軸は押下時の反応がかなり浅いタイプ。(少し触ったら反応する感じ)、反応深度は1.2mmに設定されている。赤、青、茶軸は2.0mmとなっているため、約半分のストロークで入力されるイメージ。

これはタイピングの速さに直結する特徴で、とにかくタイピングを素早く行いたい方にはぴったりのタイプ。ただし、反応速度が速いということはタイプミスも多くなってしまうともいえる為、正確なタイピングができていない方は逆にストレスがたまるかもしれない。

 

無線と有線

有線至上主義的なところがあったが、今はさほど変わりがない。しかし、BlueToothは仕様上その限りではない。選ぶならワイヤレス2.4GHzか有線がオススメ。

BlueToothは遅延による影響が大きい

昨今のBuluetoothの技術向上により遅延はかなり軽減されているが、やはり有線や2.4GHzワイヤレスと比較すると若干の遅延はある。通常の使用であればおそらく気づかないレベルかとは思うが、1フレームを追うような対戦格闘ゲームやリズムゲーム、FPSの類をプレイする際は十分吟味の上で商品選定してほしい。

 

オススメメーカー

ここまで解説したらあとはメーカーの紹介も少しだけ。定番メーカーからちょっと変わり種メーカーの紹介を。定番メーカーは値段が張るので、安さを追求したメーカーもあるので、とりあえずメカニカルキーボードを試してみたい!という方は商品ページを見てみてほしい。

Logicool

価格面でも優秀。入門用にお勧めできるメーカー。

キースイッチが交換できるモデルも発売されていて、より自分好みのカスタマイズができるようになっている。

 

Razer

ゲーミングデバイスメーカー。デザイン性も優れており、これぞゲーミングデバイス、といった完成度。スポンサーになっていることも理由ではあるだろうが、プロゲーマーの多くがRazerの機器を使用しているため、一般ユーザーからの人気も高い。

e元素

LogicoolやRazerと比べると認知度も程度も正直下がってしまうが…ECサイトで結構上位に食い込んでくるのがこのe元素のキーボード。打感などに多少癖があるとは言われているが、採用されている軸はちゃんとしているため、その違いは微々たるものかと思われる。

そしてとにかく見た目が可愛いモデルが多い為、デザイン重視の方や可愛さ重視の方にお勧め。

redragon

こちらも安価なデバイスとして有名。ECサイトだけではなく、少々ニッチな製品を扱うPCショップやゲームショップにも置いてあるかもしれない。安い割に結構重厚なつくりで、いわゆる高見えするデザイン性となっている。黒×赤の配色もクールでカッコいい。

 

最終決定は自分の指で確認!

4つのメーカーを紹介したが、高ければいい!というものでもないし、もし最初から高価なデバイスを購入して、失敗だったらと思うと手が出しづらいだろう。ただ、声を大にして言いたいのは、

メカニカルキーボードの時点でそこらのキーボードよりはいい物だ!

だ。備え付けのキーボードやノートPCなどにくっついてるキーボードの多くは「メンブレン」という構造になっており、携帯性やコスト面を考慮して作られている。その為、打感の追求はそれほどされていない。

メカニカルキーボードは打感や耐久性を重視して作られている分、キーボードとしての能力は高い製品。そこは安心して安いのを買ってもある程度満足できるはず。

 

軸の違いを試すサンプルキーボード

軸の違いに関して、実店舗に見に行って触ってみるのが一番だが、ちょっと遠くて行けない、近くにそういう店が無い、という場合はこういう製品もある。


RE アクリルキーボードテスター12クリアプラスチックキーキャップサンプラー MX スイッチ用

例えばこういうものがあれば、全ての軸の打感を実際に確認することができる。3,000円前後で試せるなら、いい方法かと思う。これで、自分に合った軸を選定すれば、よりキーボード選びが正確にできるだろう。

 

以上、今回はゲーミングキーボードの代、メカニカルキーボードの紹介、軸の違いを解説してきたが…かなり奥が深い世界の為、足を踏み入れにくい領域だったと思われる。しかし、一歩踏み込んだ先は天国が待ってるかも…しれない。少なくとも日ごろPCを触る方は、検討してみても良いかも。まずはサンプルで試すとか。おすすめ。

ではでは、佐田でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました