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工事不要でネット即開通!据え置きルーターの実力は?致命的な弱点も…

au

佐田(@satalog787)です。

自宅のネット回線はもう必需品だろう。一方で「スマホで十分」といった話や、「光回線と据え置きルーターはどう違うの?」といった疑問点がよく出てくるようだ。

ここでは、据え置きルーターと光回線の決定的な違い、販売員視点ではどちらが優れているのか?といった点を解説していく。

 

・据え置きルーターの方が楽で良さそう
・光の引き込みは面倒くさい
・結局どっちがオススメ?
といった点を解決していこう。

据え置きルーターの提供会社は主に3つ

据え置きルーターを提供している会社は、主に3つ。携帯電話の電波を利用するため、据え置きルーターもそれぞれの携帯会社から提供されている。

それぞれの端末でメリットや特徴はあるが、基本的にキャリアを合わせて利用する方が絶対にお得。

格安SIM事業者などを利用している方は、全体的に見比べるとドコモのhome5Gが若干有利となっているため、それを選んでおけば無難だろう。

Softbank

SoftbankAirという名称で販売されている、据え置きルーターのパイオニア的存在。初代は2014年からサービスが提供されており、現在は5代目。

ソフトバンクエリアであれば大体の場所で利用することができ、おうち割といった割引サービスも光回線同様に受けられる。

NTTドコモ

ドコモから提供開始となった端末で、home5Gという名称。3社の中ではサービス提供が最も遅く、光回線にこだわって開発に遅れが生じていたものとみられる…。

後発組だけあってサービス、機種スペックは高く、3機種の中でも安定した接続を実現する機能を持っている。

 

 

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Speed Wi-Fi HOME 5Gという名称で販売されているルーター。(少々複雑ではあるが)Wimaxと手を組んでいる側面から、こういった据え置きルーター、ホームルーターの類は得意分野といったところ。

auやUQmobileと組み合わせて利用した際の割引サービス「スマートバリュー」も非常に強力なメリットとなっている。

 

楽天モバイル

楽天モバイルから提供されているRakuten Turboは、楽天モバイルのプランと同料金で据え置きルーターを利用できるため、3キャリアと比較すると月額基本料金が最も安く、最大でも月額3,278円での利用ができる。

 

光回線との違い

それぞれNTT回線と5G回線を使っている

まず、〇〇光というものが数百社ある現状だが、元をたどればすべてNTTの回線を利用しているため、厳密には回線品質はすべて変わらない。ドコモもソフトバンクも楽天ひかりもすべてNTTの回線を使っている。違いが出るとしたらプロバイダの品質によるものだろう。

そして、据え置きルーターは、それぞれのキャリアの電波を部屋中に飛ばしているイメージ。常にテザリングをしている機械、といったところだろう。

 

最大接続台数が違う

光は原則「接続台数無制限」となっており、接続台数に限りがなく、持っている端末すべてつないでも何の問題もない。

それに対し据え置きルーターは少々制限がある場合が多い。

以下がそれぞれの接続台数上限。

光回線 接続台数無制限(ルーターに準じる)
docomo home5G 65台
Softbank Air 128台
au HOME5G 30台
Rakuten Turbo 128台

このように端末によって差があり、一番少ないものでは30台となっていた。

単身利用なら全く問題のない制限だとは思うが、家族で利用している場合や、単身であっても極端に使用しているデバイスやスマート家電が多い方は注意が必要かもしれない。

 

手軽さは段違いで据え置きルーター有利

据え置きルーターを選択する方の多くは「手軽さ」によるものが大きい。明らかに導入に対する準備や気合が違う。一般的に光回線は申し込みから開通まで、人との関わりが最低でも2回発生する。

  1. 開通工事前の予定決め&前日確認
  2. 立ち合いでの引き込み工事

この2点。これはほぼ確実に発生するため、手軽さからは程遠い作業となっている。また、開通までに約2週間~1か月かかる点も大きなストレスとなるため、事前の準備、先読みが必要となる。急な転勤や引っ越しに対応するのは至難の業…となってしまう。

 

一方据え置きルーターのメリット、最大の売りは「手軽さ」だ。ほしい!と思った瞬間に申し込めば、待っているだけで自宅に届く。それをコンセントにつなぐだけで開通工事完了。光回線で必須となっている

  1. 開通工事前の予定決め&前日確認
  2. 立ち合いでの引き込み工事

この工程を、コンセントにプラグを差し込むだけで完了させられる。手軽さで行ったら光回線はどう転んでも勝つことができない、非常に大きなメリットとなっている。

据え置きルーターの弱点は上り速度

ここまでは据え置きルーターの「いいところ」を解説してきたが、一点、大きなデメリットがある。据え置きルーターはすべての端末に共通して「上り速度が不十分」という性質を持っている。皆さんが持っているスマホも一緒だが、キャリア回線は下りこそ強力なものの、上りがどうしても弱い。

 

インターネットの上りや下りとは?

インターネットにおける「上り」「下り」とは、データの進む方向を表している。

・上り…ダウンロード。皆さんの端末にデータを落とし込むこと。ページの表示などもダウンロード。

・上り…アップロード。端末からサーバーやWEBサイトにデータを送信すること。インスタの投稿やライブ配信など。

すべて通信で、データを消費して行う作業なのだが、送信、受信によってデータの処理が変わってくる。

 

以下、光回線と据え置きルーターの下りスピード。

光回線(VDSL/LAN配線方式) 最大100Mpbs
光回線(光配線方式) 最大1000Mbps または 100000Mbps
docomo home5G 最大218Mbps
Softbank Air 非公表(10~20Mbps?)
au HOME5G 最大183Mbps
Rakuten Turbo 最大218Mbps

光回線は下りと上りが同様のスピードになっているが、据え置きルーターはスピードが大きく減少する。一部光回線は100Mbpsと、非常に低速となっているが、これは後に触れていく。

上りが遅いと何が困る?

では、上りが遅いとどうなるか…だが、データ通信の上で最も速度が必要な作業は、動画。

動画をやり取りする作業は一般的に重い作業とされる。画像の表示はサクサクだけど、動画になると待機時間が長い(クルクルして止まったりとか)ことが想像できるだろう。

配信も動画をやり取りする作業。上りのスピードが遅いと、ライブ配信などはまともにできない可能性が高い。とはいえ、現状スマホで配信ができている方であれば、環境は大して変わらないので心配しなくていいだろう。

 

光回線の方が遅い場合も?

上記表で、「光回線(VDSL/LAN配線)の場合は最大100Mbps」と記載したが、一部の光回線では非常に低速な「VDSL方式」や「LAN配線方式」での接続になっていることがある。もし、今光回線を使っているが遅い!という悩みを抱えている場合や、今から光回線を導入予定であったが実はVDSL方式だった…という場合は、光回線ではなく据え置きルーターの方が幸せになれるかもしれない。

※各種方式が細分化されているのは集合住宅の場合のみ。一戸建ての場合は気にしなくてOK!

 

手軽さが一番のメリット!問題点が気にならないなら全然アリ!

以上、据え置きルーターも優れた技術の塊。何より手軽さが売り。光回線が開通するまで待てない!という場合に重宝する。上りの速度や同時接続台数など、光回線と比べると弱い部分はあるが、そこを解決できるならいい選択だろう。

自分に合った据え置きルーターを選んでみてほしい。

ではでは、佐田でした。

 

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