腕時計って着けてますか?最近はスマートウォッチが増えてきて、皆さん便利に使っているようです。
調べたところによると、2023年11月17日時点で「スマートウォッチ」という「モノ」に対する認知率は94%と非常に高い一方で、現在利用率は19%と結構差が開いているみたいです。
これは、使いこなせないんじゃないか?いらない機能ばかりなのでは?という悩みや不明点の多さが引き起こしている問題なのかもしれません。
当記事では、まだスマートウォッチを使ってない方をメインとして、スマートウォッチの便利な機能やできること、できないことの解説をしていきます。
・スマートウォッチの便利な使い方
・スマートウォッチなしでは生活できない!そんな機能も
スマートウォッチは時計としてのポテンシャルも高い
まずは、あくまで時計なのでこれが基本中の基本。まずスマートウォッチ購入のきかっけとして興味を持っていただきたい点が、以下の二点。
盤面のデザインの豊富さ
スマートウォッチの最大の特徴、それは盤面が液晶になっていること。この特長を活かして、スマートウォッチは最初から多くのフェイスデザインが用意されています。
こんな感じで、好きな背景を選んだり、時計のデザインを変えたりを簡単にできます。さらには数々のダウンロードサイトからお好みの盤面をスマートウォッチに保存することができます。そうすればさらに自分なりの個性を持たせた時計として使えるようになります。
超軽量&高いフィット感
スマートウォッチは非常に便利な機能が詰まった高性能な機械なのですが、常に腕に装着することに気を配っており、重量をほとんど感じないモデルが多くあります。最軽量クラスだと、10グラムほどのものも存在します。
また、バンドもスポーティなものが人気となっており、本体と一体感のあるラバーバンドが多く選ばれています。
スマートウォッチでできる代表的な機能
時計としての機能はしっかりと押さえながら、さらに拡張性のあるスマートウォッチ。持っている人は一体何に使っているのか?以下では代表的な機能を紹介していきます。
運動データ計測
まずは運動データの計測。ジョギングやサイクリングなどの運動はもちろん、歩数計や階段の昇降など、生活で必ず起こる軽い運動も計測できるため、正確な運動データが採れます。また、機種によってはサイクリング、ジョギングで通ったルートの保存もしてくれるため、モチベーション維持にも役立ってくれそうですよね。
健康管理測定
健康のバロメーターを図るための様々な数値を記録する機能も多く搭載しています。例えば心拍数・血圧・体温・血中酸素濃度や、睡眠データなども計測してくれる機種が人気となっています。
そして、健康データや運動データに関しては”高価な機種である必要はない”と思っています。安い機種にも当たり前についているからご安心ください。
タッチレス決済
現金を持ち歩かずに済むことで一気に普及したタッチレス決済。スマートウォッチでもこの機能を持った機種は多くあります。駅の改札、両手がふさがった状態での買い物、運動中に財布を持ち歩くのは面倒ですよね?そんな時、時計でさっと支払いできれば…というニーズは多いようです。
睡眠環境の改善にも?朝起きれない人はこの機能
Amazfitという機種に搭載された「スマートアラーム」機能は睡眠環境の改善に役立ててくれそうな便利機能です。あらかじめ起床したい時間を設定すると、その付近で最も眠りが浅いタイミングで音と振動によって起こしてくれる機能。
眠りが浅いときに起きることがすっきり目覚めのコツではあるが、それを測定して起こしてくれるなんて…有能なコンシェルジュのようですね。
スマートにお会計や決済
スマホも財布も出さなくて済む、本当にスマートな支払い方法としてスマートウォッチが活用できます。ただし、これは限定された機能として搭載されているようです。
コード支払いを使いたいならApple Watch一択
バーコード、QRコード支払いを利用するにはそれぞれの決済サービスのアプリをインストールする必要がありますが、現時点ではApple Watchにしかアプリインストールができないようです。
そのため、コード決済を利用したいならApple Watchを選ぶようにしましょう。
中位機種でもSuicaなら利用可能なモデルがチラホラ
では、AppleWatchよりも安価なスマートウォッチではどのような支払い方法があるのでしょう?
ズバリSuica! Suicaなら対応している機種が多いようで、1~2万円ほどの機種にも機能が搭載されていることが多いようです。
測定できる健康データの正確性は?
数種類~十数種類の健康データが測定できるが、それぞれの正確性、信ぴょう性はいかほどなのだろうか?という疑問を持っている方も多いようで、なんとなく胡散臭い…本当に計れてるの??といった疑惑が生まれることも多い機能。では、それぞれの健康データの信ぴょう性はどうなっているのでしょうか?解説していきます。
心電図
心臓の動きを電気的な波形として記録し、心臓の状態(心臓の筋肉の異常や心拍の乱れ等)をみる検査です。 心電図検査により、不整脈や心肥大、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)などの心電図異常の発見につながる大事な項目です。これがスマートウォッチで測れたら、高い安心感を得られそうですよね。
マグナ・グラエキア大学(イタリア)のCiro Indolfi氏らが行ったこの研究では、心電図検査機能を搭載したスマートウオッチの精度は、標準的な心電図検査とほぼ同程度であることが示された。
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/news/overseas/00022/
なんと、病院で測る検査とほぼ同水準の検査結果を出すことができるようです。
身体中に電極パッドをペタペタ張り付けて、長い時間横になって…みたいな作業をしなくても、しかも無料で心電図検査を受けられるならスマートウォッチの価値もぐんぐん高まりそうですよね。
体温
正確に測れはするものの、医療用、家庭用体温計とは違い皮膚表面の温度を測るもので、普段使っている体温計とは測定値が若干異なるよう。ただ、日々の記録をつけることで変化に気づけるようにはなるので一つのバロメータとしては役に立つと思います。
血糖値
一部端末に血糖値測定機能が搭載されていると表記されている機種がありますが、残念ながらこれは難しいようです。
文書では4月現在、皮膚に針を刺さずに「血糖値を測定できる医療機器はない」と指摘している。米食品医薬品局(FDA)が2月、「不正確な測定値で誤った糖尿病治療につながる可能性がある」として、スマートウォッチで血糖測定を行わないよう警告したことも紹介した。
同学会の植木浩二郎理事長は「正確でない値をもとにインスリンを注射すると低血糖や高血糖を招く危険がある」と語る。
とのことで、医療関係者や学校機関が注意喚起しています。もし血糖値測定機能が搭載されていたとしても正確な値を図ることは難しいでしょう。
時計としても優秀なスマートウォッチは一本欲しいお手軽端末
常に体につけているという特性上、日常の運動データや健康管理データの収集を常にやってくれます。所謂面倒な作業を自動でずーっとやってくれる生活のサポーター的な役割を担っています。自身の健康のため、せっかく頑張ろうとしている運動の記録を漏らさず採るため、スマートウォッチの導入を考えてみてはどうでしょうか?
ではでは、佐田でした。
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