佐田(@satalog787)です。
子供の教育に欠かせない「絵本」
どれを選んだらいいのか?うちの子に適した絵本はどれなのか?もっといい絵本は無いのだろうか?という悩みは尽きず、品選びに苦労しているご家庭も多いよう。
そんな中、品ぞろえがとんでもない児童書専門店に巡り合ったので、ご紹介。
この記事は
・横田やの品ぞろえのすごさ
・何歳の子供から楽しめるか
・レアな絵本も置かれている
といった点をポイントにしています。
「横田や」の詳細情報
横田屋は宮城県仙台市にて営業中。築150年の商家を受け継いでいるそのたたずまいは、何ともノスタルジックな感情を覚える。
住所
住所 | 仙台市青葉区北山1-4-7 |
電話番号 | 022-273-3788 |
駐車場も用意されているので、車で来店される方も安心。店舗の斜め前、交差点の角が横田や専用駐車場として開放されている。
外観
仙台市内ではあるが、駅前からは少し離れた場所にあるため、町全体が少し懐かしい感じがする。
近影。パンフレットやポスターがびっしり貼ってある。外にはベンチが置いてあり、小休憩もできそう。夏はとても良さそう。
その他
営業時間は10:00~19:00(水曜定休)
ホームページも運営しており、その中ではオンラインショップへのリンクも張られている。残念ながら絵本の注文は受け付けていないが…
「横田や」の品揃えがすごい。絵本の専門店は伊達じゃない
ドアを開けると、チリンチリンとベルが鳴り、絵本とおもちゃが一気に視界に押し寄せてくる。この一瞬で心が奪われてしまう。奥へ進むと、ファンタジーの世界に出てくる書物庫や図書館のような、ぎっしりと本が敷き詰まった店内。整然と並んでいるというよりは、溢れだしそうなほど詰まった本棚が所狭しと並んでいるといった表現がふさわしい。
大人でも手が届かないほどの本棚が並んでいることもあり、いったいどれくらいの絵本が用意されているのだろうか。
子供向けの絵本だけではなく、エドワード・ゴーリーの作品や非売品のレア絵本も、そっと置いてある。
全ての絵本を確認したわけではないが、文字の無い絵本(新生児から見せられるような作品)からストーリーがしっかりとした児童書まで完備されている印象。おそらく生まれたて~小学生卒業までは余裕でカバーできそう。
「横田や」店主の絵本に関する知識も素晴らしい
出典:横田や公式HP
横田屋の店主は、自身も絵本が好きで、とてつもない知識量である。絵本を物色していると、次々とおすすめの本を紹介していただける。また、知識が多くなってくるとどうしてもメジャーどころを避け、マイナーなものこそ至高!という考えに陥りやすいものだが、全くそんなことは無く、超有名作品も当然のように網羅している。
好きな絵本は?から広がる絵本談義
会話の中で「好きな絵本とかはあるんですか?」と聞かれることがあり、幼いころの記憶をたどりながら数点の絵本を口に出してみると、そこからその本に関する豆知識もお教えいただける。本に関する知識だけではなくて、その周りのネタもしっかりと取り入れている。
定期的に読み聞かせ会を行っている
横田やでは、店主が毎週金曜に「おはなし金曜日」と銘打った読み聞かせ会を実施している。なんと30年も続けているらしい。その道を極めた方が表現をする場が定期的に開催されているという贅沢。
「横田や」は絵本以外にも多くの商品を取り扱っている
横田やは、以前は店舗の半分を他者に貸し出し、文房具店を営んでいたそう。その文房具屋が辞め、スペースが空いたことから今はおもちゃが置かれている。遊ぶこともできるし、もちろん購入も可能。近年のおもちゃ屋に売ってあるようなものでは当然なく、ここで取り扱っているのは木のぬくもりを感じられる、温かみのあるおもちゃ。手作りだろうか、気軽に買えるような値段でないものがしれっと置いてあったりするが、代々受け継いで遊ばせられるような頑丈なつくりになっているように感じられた。
と、今回は仙台に立ち寄った際に、評判を聞きつけてぜひ行ってみたいと思った「横田や」に関する記事を書いてみたわけだが…そこまで絵本に興味があるわけではなかったが、店内の絵本をぱらぱらとめくってみると、引き込まれる感覚を覚えた。幼少期に読んでもらったあの本も置いてあると思うので、それを探してみるのも面白いかもしれない。おそらく店主が話しかけてきて、すぐさま見つけ出されてしまいそうだが。
ではでは、佐田でした。
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