PR

テレビ選びはまずココをチェック!的確な機能比較で絶対損をしない商品選びを!

家電

佐田(@satalog787)です。

今回はテレビ選びについての解説を行っていく。

各メーカーのカタログやスペック表なんかを観ると、細かく、それはもう細かく使用が掲載されているが、これをしらみつぶしに見ていっても商品は決められない。むしろ見れば見るほど沼にはまっていき、もうテレビ要らないや…と、無我の境地に陥ること間違いなし。こんな経験、誰しもがあるコトだろう。

 

家電選びのコツは、優先順位をつけること。カタログに書いてある性能すべてを見比べていたのでは、家電選びのプロでさえ提案がブレてしまうし、より良い商品選定ができなくなってしまう。一般の方ならなおさら。途方もない無駄な時間を消費してしまうこととなる。

 

その為、ここだけ押さえておけばOK!というポイントに絞って解説をしていく。なるべく専門用語もしっかりと解説していくので、参考にしてほしい。

 

・テレビ購入を検討しているが、性能の見比べ方が分からない
・4Kとか有機ELとかはやっぱり今の時代必須?
・エッジ型?直下型?LEDは全部一緒じゃないの?

といったところをつついていこう。よろしければ読み進めていただきたい。

テレビの種類

液晶

現在販売されているテレビの主流となる製品。液晶テレビの90%以上がこのタイプとなる。薄型テレビが出回ってもう10年以上が経過しており、技術も進んでいるため価格帯は抑えられている。液晶の後ろから光を照らし、映像を再現する仕組み。LEDバックライトの採用により、電気代もかなり低くなった。

動きの速い映像を再現するのは少々苦手で、スタッフロールの字幕や、サッカーのロングシュートなどで映像が横に大きく動いた際など、残像が起こりやすい。いわゆる「ブレ」というものがこれにあたる。

最近では補正技術によりこのブレを軽減できるモデルも多く発売されている。

有機EL

後ろから照らして映像を映し出す液晶パネルとは違い、有機ELは液晶の素子がひとつひとつ発光する性質を持っている。その為、バックライトが不要で、驚くほど薄い製品も開発されている。

また、後ろから光で照らされている液晶パネルは画面が白っぽくなってしまう。暗いシーンなどでは特に分かりやすい。有機ELなら黒くしたい場所は発光させないという制御ができるため、本当の黒を再現できる。映画などの「空気感」が重要な映像を視聴する場合の没入感が段違い。

液晶テレビの弱点であった「反応速度」も有機ELならクリアしている。動きの速い映像でも、ブレが限りなくゼロに近い。

液晶テレビほど一般化しておらず、製品の価格は高くなりがち。また、大型化も進んでおらず、100型以上の製品化ができている液晶テレビに対し、有機ELテレビは最大でも55型程度となっている。

パネルを薄く、柔らかくできるのも有機ELの特徴で、大きく湾曲していたり、クルクルと巻いて仕舞えるようなモニターは、この有機EL液晶。

テレビの種類はどっちがいい?

金額に有無を言わさず買えるなら、間違いなく有機ELテレビ。デザイン的にも優れているし、発色や黒の表現が本当に素晴らしく、近未来のテレビ、という言葉がぴったり当てはまる。

液晶テレビの方が優れているという点は、残念ながら価格の安さ以外は無い。

販売価格は非常に高く、手ごろなサイズの40型で比較すると、4~5倍ほどに値段が跳ね上がっている。

 

パネルの性能

テレビの種類に近似しているポイントにはなるが、次にパネルの性能をチェック。現在流通しているものは大きく4つあり、HD<フルHD<4K<8Kの順に高画質、高精細なパネルといわれている。当記事ではフルHDから記載していく。(HD画質は個人的には避けたほうがよさそう。フルHDでも金額そんな変わらないし、目悪くする。)

フルHD

ブルーレイの画質がここ。今新しくテレビを買うなら最低でもフルHD画質は備えていた方がよさそう。というのも、ブルーレイディスクをはじめ各種ゲーム機、スマートフォンなどで撮影したムービーなども、最低でもフルHD画質に対応している機器が当たり前になってきている。仮にHDやそれ以下の液晶でPS5(PS4も3も)をつなぐと、その時点で損しているのだ。フルHDで作られたゲームが降るHDで写せていないのだから。悪いことは言わない。HD画質のテレビは選択肢から外していただきたい。

4K

フルHDの4倍の解像度を誇る「4K」は、2018年に衛星放送のBS放送とCS放送にて4K画質の放送が開始されたことで注目度が高まり、現在は主流になりつつあるモデル。

ゲーム機も4Kに対応している製品が出てきている他、オンラインで映像視聴ができるコンテンツも「4K対応!」とうたっていることが多くなってきた。

ただし、地上デジタル放送はまだまだ4Kに対応しない。できない。その為、テレビを買って、地上デジタル放送のみを観るという方は、4K以上の液晶は宝の持ち腐れとなってしまう可能性が高い。

4Kでの映像を楽しめるチャンネルは主にBSやCSで放送されている他、ひかりTVなどのインターネットにてテレビ視聴を行うサービスでは積極的に4K放送を開始している。

また、高精細な映像故に、映像酔いを起こしてしまう方も少なくないようだ。これは本当に慣れの問題が大きい話ではあるが、ぜひ家電量販店などで4Kのデモ映像を観ていただきたい。

慣れの問題なので、自宅に設置して数日、早ければ数時間で慣れるものではあるが…

8K

4Kのさらに4倍の解像度を映し出せる液晶。フルHDと比較すると実に16倍もの差が生まれている。まだまだ一般的ではない上に、8Kコンテンツは本当に限られたものとなっているため、ここは嗜好品の域になってくるだろう。

現時点で、8K放送を行っているテレビ局、サービスは「NHK BS8K」という衛星放送のチャンネル1局のみとなっている。

パネルの性能はどれを選べばいい?

絶対にフルHD以上。価格面で考えれば4KかフルHD液晶になるが、ゲームや動画サービスをよく利用するという方は4Kにしておいた方がいいかもしれない。4Kに対応している機器やサービスが本当に増えてきており、間違いなく主流になってくる。

テレビしか見ない!という方はフルHDでも問題なし。

LEDバックライト

液晶テレビのLEDバックライトには2種類あり、今はこれのどちらかが採用されていることが多い。エッジ型と直下型の違いは以下の通り。

エッジ型

Edge(エッジ)型という名称の通り、液晶パネルのへり、ふちの部分にバックライトを設置。そこから光を照らすことにより映像を映し出す仕組み。比較的低コストで製造できるため、安価な機種の場合はエッジ型が採用されていることが多い。

直下型

上位モデルに多く採用されている方式。パネルの下にLEDをびっしり敷き詰め、それぞれを発光させることで映像を映し出す仕組み。ムラの無い発色や明度で映像を楽しむことができる。

LEDバックライトの数が多い分、消費電力などに影響は出るが、こちらの方が映像美は優れたものとなっている。また、モデルによっては「部分駆動」という制御が可能となっており、一部のLEDバックライトを消灯させることで「黒」の再現性を向上させることもできる。

LEDバックライトはどっちを選べばいい?

選べるなら直下型。電気代が高いとは言うが、そもそも省電力のLEDライトを採用しているのでそこまで大きく差が開かない。ただ、直下型のテレビは種類が少ないため、目当ての物を探すのに苦労するかもしれない。他の条件が合致しているのであれば、優先順位は低くて構わないと思う。

 

それでも迷った場合

「液晶or有機EL」「パネルの解像度はフルHD以上」「直下型orエッジ型」

この3点を決めればおのずと商品選定がしやすくなることだろう。あとは好みのメーカーがあれば言うことなし。

まだ決め手となるポイントが見つけられていない場合は、各メーカーや各モデルのセールスポイントを観ながらじっくり吟味していくしかないが…その中でもこの特徴は良い!というものを3つほど紹介。基本スペックで比較しても決められない場合は、以下の3つが搭載されたものを探してみることをオススメする。

4Kアップコンバート

フルHDの映像を自動的に修正して、なんと4K相当の解像度でテレビに映し出してくれる機能!特に難しい設定なども不要。ゲームやDVDなどのメディア再生も補正してくれる優れもの。

ウルトラHDプレミアム

映像に関する認証プログラム。このロゴがついているテレビは、世界共通で定められている基準をクリアしているモノですよ!という認定を受けた製品となる。現在販売されているテレビの中で、最高画質の物となっている。認定を受けるためのポイントとしては「パネルの種類」やら「コントラスト比」やら、「解像度」がどうとか「色再現度」が…とか、本当にたくさんのチェック項目があるが、乱暴な言い方をすれば、世界的に認められた品質の製品が欲しいなら、このロゴついてるやつを買え!という結論に至る。

Androidテレビ

テレビやブルーレイ、BSなどを観るだけではなく、テレビにAndroidがインストールされていることで各種アプリを利用可能となる。注意点としては、テレビ用に最適化されたアプリのみが提供されるため、全てのアプリが使えるわけではない。

このAndroidテレビは、本当に便利。YOUTUBEをはじめとする映像配信サービスや、amazonプライムやNETFLIXなどのVODをテレビで視聴できる。スマホだけではなく大画面で動画サービスを楽しみたい方は多いと思うが、これがあれば簡単にその希望が叶う。

手軽にAndroidテレビを楽しみたい方には

お気に入りのテレビはあったけど、Androidテレビじゃないんだよな…という方は、こちらを検討してみては?これをテレビのHDMI端子に繋げれば、どんなテレビでもAndroidテレビ化できる優れもの。各社から発売されているが、使いやすさという面では以下の2機種を選んでおけば失敗は無い。

どちらも人気の高い製品で、それぞれgoogleとamazonから発売されている。スマホやPCから操作するChromecastと、音声やリモコンで操作ができるFire stick TVとなっている。

数千円でAndoroidTVの性能をテレビに付加できるのであれば、これは購入しておいて損はないはず。

 

以上、テレビ選びの参考になればありがたい限り。

ではでは、佐田でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました