※2021年3月25日追記
佐田(@satalog787)です。
3月26日から、正式スタートとなる「ahamo」だが、ドコモユーザーだけではなく他キャリアのユーザーからも注目度は高い模様。「povo」「LINEMO」と比較すると、前評判は群を抜いて高かったといわれている。
ともあれ、本格スタートは5月からなので、慎重派は後述の注意点も見た後でご判断を。→3月26日から提供開始に変更。
ahamoのスペック
基本スペック
ahamoの料金は2,970円/月の一種類のみ提供。
2,970円で、20GBのパケット通信ができますよ~となっていて、他社と比較すると…
ドコモ | au(UQ mobile) | Softbank(Y!mobile) | |
プラン名 | ahamo | くりこしM | シンプルM |
料金 | 2,970円 | 2,728円 | 3,278円 |
パケット容量 | 20GB/月 | 15GB/月 | 15GB/月 |
通話 | 5分/回 通話定額 回数制限無し | 通話定額オプション有 | 通話定額オプション有 |
割引サービス | 無し | 無し | 2回線目以降1,080円割引 |
帯域制限時の通信速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
備考 | メインブランド ※ドコモ間で変更可能 | サブブランド ※auからでもMNPが必要 | サブブランド ※SBからでもMNPが必要 |
こう比較するとahamoのチート具合が際立っている。この比較方法は乱暴と思ってはいるが、1GBあたりの単価で言っても
・ドコモ 163円/GB
・UQ 191円/GB
・YM 246円/GB
となっている。メインブランドのくせに割安。
その他スペック
ahamoの特徴として、通話定額が付加されているのも注目したい。
ドコモが通話定額を標準装備に?!という衝撃が走った。通話しないように頑張っていても月に1~2回くらいは使ってしまう。その1~2回のために通話定額オプションを追加するのも癪だな…というジレンマがあったが、ahamoなら悩む必要が無い。
ahamoはドコモじゃないの?
サブブランドではなく新料金プラン
auの「povo」やSoftBankの「LINEMO」はサブブランドとしての提供となるが、ドコモはあくまでメインブランド。料金プランの変更をするかの如く、ギガプランとahamoを切り替えられるのだ。
他キャリアはこうもいかず、MNPの手続きを行って変更する必要がある。この違いは大きく、「他よりもわかりやすそう」というイメージを勝ち取ることができている。
ahamo利用の注意点
1GB当たりの単価が3キャリアの中で最も安く、通話定額もついていて、メインブランドで提供されるamamoだが、注意点も浮き彫りになってきた。
では、変更前にちょっと注意しておかないといけない部分を羅列してみた。
既存ドコモユーザーの注意点
・一括請求不可
ドコモの一括請求グループからは外れてしまうため、一括請求ができない。
・キャリアメール提供不可
@docomo.ne.jpのメールアドレスが使えなくなる。一時的に利用できないのではなく、完全に消滅するので注意。
・一部の決済サービス利用不可
SPモード決済の一部が利用できなくなる。サービス提供会社によってどんな決済方法になっているのか、確認する必要がありそう。
他社ユーザーも含めた注意点
・手続きはWebのみ。サポートもショップでは行わない。電話でのサポートも窓口が設けられず、チャットでのサポートに限定される。
・未成年は契約不可
ahamoにしてもいい?
現時点でのahamoのサービス概要はこんなところ。たしかに安いし、他社サービスと比較しても群を抜いてコストパフォーマンスに優れた料金プランと言える。
注意点としては、自己責任、セルフサービスといった色が強い。そのため、不明点を自己解決できるスキルと、なにか不都合が起こっても代替案を思いつける柔軟性が必須と言えそう。
ターゲットが若年層向けのようだし、単回線で使う分にはahamoが一番いいのではないだろうか?
家族みんながdocomoで使っている場合は、まだドコモのプランでいるほうがお得な可能性もある。すべての人が手放しで喜べるプラン、とまでは行かなそう。
ではでは、佐田でした。
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