どうも、佐田(@satalog787)です。
今年発表された新料金プラン【LINEMO】だが、なんと…他キャリアを出し抜き、低料金プランを発表した。
これにより、20GBで月額2,728円のプランと、990円で3GBのプランが利用できることとなった。これは、新料金はワンプランが通例となっていた均衡を崩す結果となっている。
たっぷり使えて3,000円を切る料金設定でも十分安いものとなっているが、20GBまでも利用しない方からすると、余計なデータ容量だっただろう。そこまで利用しない場合、メインブランドの「ミニフィットプラン」か「メリハリ無制限」で利用するほかなかった。
しかし、この「低容量ユーザー」にドンピシャにはハマる新プランの登場で、状況は一気に変わってくることだろう。
LINEMO(ラインモ)のプラン詳細
LINEMO(ラインモ)は、Softbankのサブブランドとして提供されるサービス。Softbank本体からの提供ではないものの、品質はSoftbankと変わらず利用できる(はず)
Softbankは先駆けてY!mobileというサブブランドに力を入れてきたため、利用経験のあるユーザーはサブブランドというものがイメージしやすいのではないだろうか。
LINEMOの基本スペック
LINEMO(ラインモ)プランスペック | ||
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プラン名称 | スマホプラン | ミニプラン |
月額料金 | 2,728円 | 990円 |
パケット容量 | 20GB/月 | 3GB/月 |
通話 | 5分間通話定額 +550円/月 |
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時間制限無し定額通話 +1,500円/月 |
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他特徴 | ・LINEスタンププレミアム無料(264円→0円) ・LINEギガフリー ・eSIM対応 ・5G対応 ・国際ローミング無料 |
元々用意されていた従来プラン。今回のプラン追加により「スマホプラン」と名称がつけられている。2,728円で利用できて、月20GBのデータ量が用意されている。動画をめちゃくちゃ見るヘビーユーザーじゃなければ、余裕で賄える容量だろう。
そして、新料金プランとして提供予定の「ミニプラン」は、比較的ライトユーザー向けの低料金プラン。990円で3GB利用できるプラン。
2つのプランはデータ量、料金が異なるのみで、「通話定額無し」、「LINEスタンププレミアム無料」や、国際ローミングが利用できる点などは変わらない。
スマホのデータ量が3GB以内に収まっているユーザーが6割以上というデータもある為、この新プランの追加は多くのユーザーの心を揺さぶるものになっているのではないだろうか?
LINEMOについてくる「LINEスタンププレミアム」とは
700万種類ものクリエイターズスタンプが使い放題
LINEMOの特徴の一つ、それが「LINEMOスタンププレミアム」がサービスに含まれているという点。
「LINEスタンププレミアム」とは、LINEで使えるスタンプのうち、クリエイターズスタンプが使い放題になるサービスのこと。
サービスは2種類で、違いは「スタンプの保有上限」と「絵文字が使えるかどうか」となっている。
LINEMOに内包されているのは「ベーシックコース」
ということで、LINEMOのサービスの中に入っているのは「ベーシックコース」という月額264円で利用できる下位プランの方。クリエイターズ絵文字の使い放題は対象外で、スタンプの保有数は5が上限。ダウンロードしたいスタンプ以外に、すでに5つ保有している状態であれば、不要なスタンプを削除する必要あり。とはいえ使い放題なので、また使いたくなったら再ダウンロードすればいい。
サジェスト機能を使えば保有しておく必要もなし
LINEで文字入力中に、特定のワードを入れると、それに伴ったスタンプを出してくる機能がある。それが「サジェスト機能」
気持ち、意思表示系のワードが多く「さんきゅー」「おこる」「おちこむ」などを入力すると、それっぽいスタンプを出してくれる。ここから直接スタンプを打つこともできるので、保有していなくても使うことができる。
こういう感じで「ありがとう」と入力しようとしていると察知し、それに応じたスタンプを予測変換のように出してくれる。サジェストとは、英語で「提案」という意味らしい。
LINEMO独自の特徴「LINEギガフリー」
LINE内での通信はパケット消費なし
LINEMOはご存じの通り、LINEを提供している企業がベースとなっているMNOブランドである。「LINE」内の通信をフリーにすることで、ユーザーの囲い込みを図っている。日本でのLINE利用者は8,600万人(2020年6月時点) もいる。スマホ所持者の大半が利用しているツールなのだ。
そのLINEで行う通信がカウントフリーとなるのは、一定の層に刺さるポイントではないだろうか。
何をやってもカウントフリーではない
LINEは、多様なサービスを展開しており、LINEアプリの中で動画を共有したり、他リンクのページを表示できるが、残念ながらそういった通信に対してはカウントフリーの対象外となる。
以下に、対象可否の表を貼っておくので、LINEMOで利用する際には参考にしていただきたい。
LINEMOを含めた4社比較
改めて、料金プランの比較を。多分また変わることになりそうだが…
ahamo | povo | LINEMO | UN-LIMIT Ⅵ | ||
プラン料金 | 2,970円 | 2,728円 | 2,728円 | 0~1GB | 0円 |
1~3GB | 1,078円 | ||||
3~20GB | 2,178円 | ||||
20GB~ | 3,278円 | ||||
パケット容量 | 20GB/月 | 20GB/月 | 20GB/月 | 上限なし | |
通話 | 5分通話定額 プラン内包 | 5分通話定額 +550円 | 5分通話定額 +550円 | 専用アプリ経由で無料 |
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無制限通話定額 +1,100円 | 無制限通話定額 +1,650円 | 無制限通話定額 +1,650円 |
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その他特徴 | ・eSIM対応 ・国際ローミング無料 | ・トッピング追加対応 ・eSIM対応 | ・LINEギガフリー ・LINEスタンププレミアム(240円)無料 ・eSIM対応 ・国際ローミング無料 | ・eSIM対応 ・先着300万人、1年無料 ※4月7日で受付終了 ・楽天回線エリア以外では5GB/月の上限設定あり |
てな具合。まぁ申し込みが殺到している状況からみても、楽天モバイルのプラン設定は非常に魅力的だが…エリアが狭くてね。
まとめ
今回の新料金プランの追加に関して、現在他キャリアは沈黙を保っている状況ではあるが…津出石てくるキャリアも出てくることだろう。これからも新情報が出てきた際に、情報を提供していく所存。
ではでは、佐田でした。
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