佐田(@satalog787)です。
ついに来た。家電メーカーの中でトップクラスのデザイン力を持つ「バルミューダ」が、ついにスマホ業界に手を出した。あのおしゃれ扇風機のメーカー⁉と、激震とともに、果たしてどうなる事やら…という漠然とした心配が浮かんだ。
この記事は
・バルミューダの優れたデザイン力
・これまでのデザインケータイとは
・バルミューダが開発しているのは外装だけではない
といった点をポイントにしています。
家電メーカートップクラスのデザイン
バルミューダと聞いて、聞きなじみがないメーカーと思ってしまう人は多いだろう。決して大きなメーカーではないゆえに、一流メーカーが目立ってしまう家電産業では陰に隠れてしまうのは無理はない。
だが、このバルミューダというメーカーから出ている家電のうち、2つはオシャレ家電ブームの火付け役となった製品。観たことがある人も、使っている人も多いだろう。
扇風機
The Green Fanというブランドで発売されている扇風機。一般的な扇風機から出される直線的な風ではなく、包み込むような、自然界の風に近い吹き方をする。
確かに優しく、風が当たってる!という感覚よりは頬を撫でるという表現がしっくりくるような、それでいて決して弱い風ではない、研究の成果が確かに感じられる一品となっている。
DCモーター搭載により、節電効果も期待できる。2010年代に巻き起こった節電指向、公休家電ブームの波に乗り、評判となった家電。
オーブントースター
高級食パンブームとともに、高級オーブントースターも売れた。その火付け役となった製品。BALMUDA The Toasterという名称で発売されている。
瞬時に庫内の温度を上昇させ、外はサクサク、中もっちりを体現した食パンが食べられる。良いパンが食べたいならマストアイテムだし、安いパンでもレベルアップできる。やはりマストアイテム。
家電ブームを巻き起こし、オシャレ家電メーカーの代表格となったメーカー
このように、オシャレなだけではなく、多くの人が欲しがるような性能を持った家電を作り、見事ブームとなっている。また、これらの製品だけではなく、このメーカーから出ている製品は一貫してオシャレ。優れたデザイン力を持っているメーカーなのだ。
↓↓【追記記事】こちらもどうぞ。デザインの一部公開中。
各キャリアのデザインケータイ
これまでもケータイ産業には数多くのオシャレデザイナーが参入してきている。各キャリアで取り上げられたデザインケータイを紹介していく。
ドコモ
デザイナーによる作品というよりは、ドコモは多くのアニメやキャラクターとコラボしたスマホを世に送り出してきた。
エヴァケータイなどはフィーチャーフォン時代からコラボしたドコモ×アニメの代表例。
そのほかにもジョジョの奇妙な冒険やワンピースなど、有名作品とコラボしている他、初音ミクのデザインが施されたXperiaは、MIXPeria(ミクスペリア)という愛称で話題になっている。
au
auは3キャリアの中で最もデザインケータイというものに注力したキャリアではないだろうか。
au Design projectというデザイナー集団から送り出されたケータイはどれも洗練されており、中にはニューヨーク近代美術館(通称MoMA)のコレクションに選定されるなど、デザインとしては最高峰の評価を受けている。
最も印象深いとされているのはフィーチャーフォン時代に発売されたINFOBARや、neon、PENCKなど、ガラケー時代に多くのデザインケータイを生み出している。
Softbank
Softbankはお金の使い方が豪快な会社だ。デザインに関しても著名なデザイナーを起用することがしばしば見られた。
有名どころで言うと、PANTONEだろう。色見本を作っている会社なのだが、この色見本をモチーフにしたケータイをデザインし、販売している。
このデザイン欲もそうなのだが、驚くべきはそのバリエーション。鮮やかな色見本をモチーフにしたPANTONEケータイは、数色のカラバリで発売するわけにはいかなかったのだろう。
2012年に発売された、PANTONE6シリーズ目となるPANTONE6では、なんと25色展開で発売された。もちろん全て別の機種となるため、販売店はてんやわんやだっただろう…。全色揃えるだけで25台分発注していたと思うと…。
BALMUDAのスマホはSoftbankから発売
3つのキャリア特長を紹介したところだったが、バルミューダから発売されるスマホは、SIMフリー版で発売されるほか、キャリアからはSoftbankが独占販売することが決定している。
キャリア経由で購入することで割引が受けられるため、安く購入したいユーザーはSoftbankで購入する方法をとる方法がおすすめだろう。
↓↓【追記記事】こちらもどうぞ。デザインの一部公開中。
バルミューダはスマホアプリも開発している様子
スマホの本体をデザインするほかにも、バルミューダは内部のデザインにも入り込んでいる。
このスマホのプリインストールアプリには、バルミューダの独自アプリが多数内蔵されることが予想される。これまで数々のブームを作り出してきたメーカーだ。幅広いマーケティング力で、ユーザーが欲しがっている機能満載で発売されることが期待される。
差別化の要はアプリケーション
スマホならではの体験価値として、バルミューダが差別化の力点を置くのは「アプリ」だ。バルミューダ独自のアプリを複数開発しているという。
「スマホの『良きこと』は画面の中、アプリケーションで行われる。私たちはスマホに多くの時間を使っているが、たくさんの種類のアプリを普段使いしている人は多くはない。結局、普段使いのアプリは集約されてくる。
おそらく、普段使いのアプリはiPhoneが発明されてからほとんど変わっていないのではないか。こうした普段使いのアプリに独創的なアイデアを盛り込んで、体験価値を高めることができると考えている」(寺尾氏)
出典:マイナビニュース
バルミューダスマホの発売は2021年11月予定
思えば、デザインケータイの発売は久しくなかったように思える。安さ、シンプルさが追い求められていた近年、スマホのデザイン性は二の次になっていたかもしれない。
日常に深く入り込んでいるスマホは、もちろんコスト面が重視される傾向にあるが、かっこいいスマホは一つのステータスになるということを忘れてはいけないのかもしれない。
洗練されたデザイン家電を世に送り出してきたバルミューダが、スマホ業界に一石を投じる時がやってくるかもしれない。発売は2021年11月を予定している。
それまでに出てくる多くの情報に目を光らせていきたい。
ではでは、佐田でした。
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