佐田(@satalog787)です。
3月26日にドコモの新料金プラン「ahamo」が提供開始となったわけだが、料金プランを変えるべきか、今のままでいるべきか…迷っている方も多いことだろう。
その迷っている中には、「本当に変えて大丈夫なのだろうか?」と、漠然とした不安を抱えている方が多い模様。各種ニュースサイトやSNSでは、決済関係をはじめとする注意喚起がここ最近で増加している。
今回は、そんな「ahamo」の注意点をしっかり解説していく。これで迷いがなくなる方が増えればいいな。
「spモード コンテンツ決済サービス」が継続不可
ドコモの提供する決済サービスの一部が利用不可
これまで「ドコモ」の契約で利用できていた決済サービスの一部が「ahamo」へ移行すると利用できなくなる。
上記表のように、d払いなどのサービスはこれまで通り利用可能だが、「spモード コンテンツ決済サービス」と「メロディコール音源利用料」の2項目が削除されている。
spモード コンテンツ決済サービスとは
このspモード コンテンツ決済サービスというものは、何を利用したときに行う決済方法なのか、わかっていない方もかなり多いと思う。ドコモの公式ページには
スマートフォンでのdメニュー掲載コンテンツ、Google PlayTM、App Store、Apple Music、iBooks、iTunes、iCloudより購入したコンテンツ代金を、ドコモの毎月のケータイ料金と一緒にお支払いいただけるサービスです。
と記載がされている。ということは…
- Google PlayやApp Storeで有料アプリを購入する際に、ドコモの料金と併せて支払う方法が取れなくなる。
- dメニューに掲載されている有料コンテンツをドコモの料金と併せて支払う方法が取れなくなる。(有料でマンガを読むアプリや、月額〇円で使える占いとか、会員制の情報サイトなど)
この2点が利用不可となる。別の支払い方法を設定する必要がある。他には月額会員など、継続利用されている方はahamoに切り替えた際にこちらの会員登録が無くなってしまう恐れもあるため、事前に確認した方がよさそう。
「キャリアメール」が利用不可
@docomo.ne.jpのアドレスが利用不可
先述の通り、キャリアメール(@docomo.ne.jp)が利用できなくなる。その為、Eメールでやり取りを行いたい場合は、gmailなどのメールサービスに移行する必要がある。
会員登録抹消にご注意!
ドコモのアドレスが利用できなくなり、メールの閲覧や送受信ができなくなるだけではない。メール関連ではここが一番の注意点。ahamoへ変更し、キャリアメールが使えなくなった際、そのアドレスで登録していたサービスが自動的に退会となってしまう恐れがある。
上記のように、各社が注意喚起を流していて、ahamoに変更する前に、登録してあるメールアドレスをキャリアメールから他のメールサービスに変更する準備が必要。
場合によっては自動的に退会となってしまい、サービスが受けられなくなる可能性もある為、忘れずに変更しておく必要があるため、十分注意しなくてはならない。
「年齢認証が必要なアプリ」の利用に影響あり
MVNOなどの、格安SIMブランドでもアナウンスされていた問題点ではあるが、キャリア経由での契約でない場合、使用者の年齢が確認できない。ahamoでも同様に、年齢確認ができない模様。これによって影響が出るサービスも出てきそうな予感。
LINEは年齢認証可能!
ahamoはMVNOではなく、MNOとしての位置づけになるため、LINEでの年齢認証は問題なく行えるようだ。MVNO事業者は、この年齢認証が取れずに不便を感じている方も多く、この点はahamoの優位点となっている。
年齢認証を完了することで、離れた友人などともLINE IDが交換できる「ID検索」が可能となる。
「留守番電話」や「転送電話」が利用不可
ドコモで提供しているサービスの一部にも、利用不可となるものが存在する。ドコモの新料金プランとしての提供ではあるが、やはり対応していないドコモのサービスが多く存在する模様。この中に利用中のサービスがあるなら、ahamoへの変更は踏みとどまった方がよさそう。
- 2in1
- イマドコサーチ
- ワンナンバー
- iDネット決済拒否
- 上限額追加停止機能
- アクセス制限カスタマイズ
- 留守番電話サービス
- 転送でんわ
- キャッチホン
など、これらはahamoへ移行できない。事前の解約が必要となる。
ahamoへの移行準備が整ったら
以上、これまで注意点として情報を提供してきたが、こういった点をクリアできれば、とてもお得なプランとなっている。サブブランドを有していないため、ドコモから離れずに料金をお得にしたい方にはぴったりのサービスだろう。
ahamoは店頭でのサポートも受けられず、電話窓口も設けられていないため、各自で問題解決、手続きを行う必要があるため、事前の下調べは絶対に必要と考える。変更後に「これ使えないの!?」とならないように。
ではでは、佐田でした。
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